長く使うものだからメンテナンスが大切なんです

定期的なメンテナンスが性能や寿命に大きく関わる

はじめに認識しておかなければならないのは、エコキュートも電化製品であり、機械であるという点です。自動車もエアコンも洗濯機も、オーディオもパソコンも人工衛星も、全てに共通しているのは、メンテナンスの善し悪しで寿命や性能が決まってくることでしょう。

特にエコキュートはヒートポンプというシステムを導入しており、その効率の良さが売りですが、メンテナンスを怠ってその性能を下げてしまうようなことがあれば、せっかくの高効率稼働性能が失われてしまうことだってあるわけです。ひとたびそうなってしまったなら、これは本来ならば節約できているはずの光熱費を捨てているようなものです。さらに良くないことに、メンテナンスを怠った機械は故障のリスクが高まっていきます。エコキュートの故障は自転車のパンクとは違って素人の手に負えるものではありません。いったん修理に出してしまえば、インフラとしての機能が失われてしまうわけですから、生活に支障が出てしまいます。費用も高額であり決して経済的とはいえません。

このような理由から、エコキュートのメンテナンスは積極的に行うべきであると言えます。とても大切なこのメンテナンス方法について、ここで簡単に説明していきましょう。

「水抜き」について

エコキュートのメンテナンスは「水抜き」です。ヒートポンプで大気から汲み上げられた熱は、お湯を沸かすのに利用され、そのお湯は貯湯タンクに蓄えられるのですが、このお湯は定期的に抜いておかないと、すぐに湯垢がたまり、内部の腐食や悪臭の原因となります。そうなると熱効率にも悪影響が出る恐れがあり、最も重要な高効率熱源としての機能も失われてしまうかもしれないというわけです。

「水抜き」の手順について

本体の付いている漏電ブレイカーの電源スイッチをオフにします。たいていは点検カバーの上部に付いていて、それ自体にカバーが付いているのが普通です。ねじ止め式のものもありますが、上から蓋をかぶせただけというものもあるようです。このスイッチを切ることで、その下にあるカバーを安全に取り外せるようになります。さてこのカバーを開けるとたくさんの配管が縦にならんでいると思いますが、その中から給水(専用)止水栓の捻りを回して給水を止めてしまいましょう。この給水配管はメーカーごと位置が微妙に異なるので、念の為取扱説明書などを見ながら作業を進めることをお勧めします。もっともたいていの場合、最も目立つ位置につまみが付いており、間違うことはまずないので安心してください。

単純作業で寿命を延ばそう

この後さらに別の点検口を開け、今度は排水弁を開けて内部の余分なお湯を排水します。これで暫く待って全てのお湯が抜けたら逆の手順で元に戻すだけです。こんな簡単な作業で寿命が延びるのですから、やらない手はないというものでしょう。

他にも専用の洗浄剤を使ったものや、定期的な有料メンテナンスもありますが、いずれも故障した時ときの費用を考えれば安いものと割り切れる内容です。

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