床暖もバッチリ!エコキュートの優れた性能

エコキュートが温めるのは水だけではないようです

エコキュートはヒートポンプという独特のシステムを持っており、非常に高効率で大気から熱を「汲み上げる」ことができます。このシステムは簡単に言うと二酸化炭素を触媒として、それを「引き延ばす」ことで温度を下げ、逆に「圧縮する」ことで温度を上げるというものです。すでに一部のエアコンで実用化されているシステムでもあり、当初は新型のカーエアコンとして開発が開始されましたが、その大きさと重さがネックとなり、最終的に家庭用給湯器に転用されたという歴史を持ちます。

最も効率よく温められたお湯

ヒートポンプでお湯を沸かして使うというエコキュートの考え方は、その動力を電力に依存するため、電力使用の経済性がそのままその経済性となります。そこで安価な深夜電力を使ってお湯を貯めておき、昼間にそれを使うという方式が取られています。当然ですがこのお湯は「最も効率よく温められているお湯」なわけで、これをあらゆる面で流用することがでれば、より効率的となる理屈です。

お湯を暖房のエネルギー源として

エコキュートによって沸かしたお湯をお湯としてだけ使うのではなく、暖房におけるエネルギー源として活用したのがエコキュートの床暖房です。この方式を取ることで、暖房と給湯の両面で「高効率な熱エネルギーの利用」を実現することができるというわけです。

床暖房はとても効率のよい暖気システム

実はそもそも床暖房自体が非常に効率の良い暖房システムであると考えられています。床全体を温めるなんて、なんだかロスも多そうで無駄なことに感じますが、実はそうではありません。というのも、暖房によって温められた室内の空気はそのまま天井付近に溜まります。特に室内で靴を脱ぐ習慣が強い日本人にとっては、脚元の寒さがそのまま体感として室内の寒さに直結します。逆に言うと、脚元さえ温かければ、仮に頭上付近の温度が低めでも気にならないのが人間の体感なのです。床暖房は無駄に室内温度を上昇させることなく、体感としてそこにいる人を温めることができる、極めて効率の良い暖房方法なのです。この床暖房では、床下の電熱線やお湯を通す配管を敷設する必要があります。エコキュートを導入する初期段階でこの床暖房設備を敷設することが出来れば、イニシャルコストも最低限度ですむばかりでなく、その後のランニングコストを大幅にカットできる可能性があるのです。

給油も暖房も効率的になる

床暖房とエコキュートは非常に相性の良い組み合わせであり、深夜電力によって作りだした「割安なお湯」というエネルギーを最大限有効活用できます。さらに必要量が増し、昼間の電力を使用して床暖房を行う場合も考えられますが、実際には従来よりも効率よくお湯が沸かせるため、昼間の電力を使用しても経済的であることに変わりはありません。さらに寒冷地であればあるほど、深夜電力による貯湯の放熱ロスを考えた場合、あえて昼間の電力を使用したほうが良い場合もあるのです。

いずれにしろ、エコキュートで床暖房を行えば、給湯と暖房の双方が効率的になるというわけです。

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