ガスコンロと調理・料理を比較してみた

「料理のしやすさ」「出来栄え」「時間」などいろいろな角度から比べて見ました

IHクッキングヒーターの登場によって、台所の様相は一変しました。特に従来のガスコンロを排したキッチンにはスペース的なゆとりが生まれると共に、安全性が飛躍的に向上する事で、引火による火傷などを気にせず雑誌や料理本をすぐそばに置いて調理を行うことも出来れば、子供に調理の大部分を任せることもできるようになりました。火を使わないため従来の耐火性能基準が適用されないインテリアによってキッチンを飾ることもできますから、いままでの台所からは想像も出来ないような空間演出だって可能になったのです。またガスコンロに比べて省スペースであるとともに、多くの段差を減じたため掃除が楽になり、台所をいつも清潔に保つ効果が高まったと考えられます。使いやすく、便利で省スペースであり、子供にも比較的簡単に扱えて掃除もし易いので常に清潔であり、総じて料理が楽しくなるというとちょっと言いすぎでしょうか。とにかく、IHクッキングヒーターは調理・料理を根本から変えるだけのポテンシャルを秘めていると言えるのです。

しかし、調理を行う人間の年齢や他の調理器具や周辺機器、資料などの配置。あるいはインテリアや利用可能なスペースなどの自由度が高いIHクッキングヒーターには、別の意味での制約が多いのもまた事実です。

性能の高さを求めるのなら、「商用電源」が必要

まずその性能の源となる電力ですが、より性能の高い製品を選ぼうと考えた場合、通常の家庭用電源(100v)では対応でいないのが常であり、特にビルトイン式のIHクッキングヒーターについてはほぼ例外なく単相200v電源、いわゆる商用電源を必要とします。これを実現するには当然配線工事が必要となりますが、その分、高出力のIHクッキングヒーターによって調理を行うことができます。

調理時間の短縮から省エネへ

実はIHクッキングヒーターによって変わる調理の根本要素は時間短縮であると考えられます。熱効率の良いIHクッキングヒーターの調理法に乗っ取っていれば、ガスコンロに比べて半分程度の時間で調理を終えることも、理論上は可能になります。これがそのまま省エネ、つまり経済性にもつながると考えられるのです。

目に見えない火力

一方、調理方法にはかなりの慣れが必要です。ガスコンロでは普通に行うことができる、鍋やフライパンを上下に振って具材を混ぜ合わせるという方法はIHクッキングヒーターには向いていません。天板に調理器具が接していて初めてその効果を発揮できるのがIHクッキングヒーターですから、それが離れる動作は料理を遅くしてしまうことに繋がるのです。また、火が見えない為、いわゆる弱火や強火を直感的に扱うことが出来ません。温度表示によってある程度は可能ですが、それでも鍋の中身を何度ぐらいに保ちたいといった感覚で料理をするのは相当な慣れが必要でしょう。

しかし、道具が変われば調理方法が変わるのも当然です。重要なのはIHクッキングヒーターの特徴を早く見極め、そしてそれに慣れることだといえます。

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