屋内分電盤とは

生産された電力の分配やコントロールを適切に行ってくれる存在

電力のコントロールを行う上で中枢的な役割を果たしています。

太陽光発電の設備はソーラーパネルを中心にしてはいるものの、その他の周辺機器によって構成されているものとなります。その周辺機器の1つに屋内分電盤が含まれます。屋内分電盤という名称ではあまり聞き慣れないかもしれませんが、ブレーカーという名称では多くの人が耳にしたことがある存在であると思います。太陽光発電においては屋内分電盤の役割は通常のブレーカーとは少し違ったものになりますが、系統としてはよく似たものであると考えてもらっても結構です。

電力の集約と使い分け

ソーラーパネルから出力された電力はパワーコンディショナーを通してこの屋内分電盤へと流入します。分電盤へと流入する電力は太陽光発電設備で発電されたものだけではなく、通常の家庭でも使用されている電力会社から送電される電力も流入してきているのです。当然のことながら、太陽光発電設備がある家庭であっても夜間は電力会社が発電している電気をしようしなければなりませんので、どちらからも電力を供給できるようにしなければならないのです。屋内分電盤がとても優れているのは、このような電力会社から送電される電力と自宅で太陽光によって発電される電力とを集約しつつ使い分けることができる部分であります。

逆潮流

太陽光発電設備用の屋内分電盤にはもう1つ大きな役割があります。それは、逆潮流という性能です。一般的に電力と言うのは使用するだけですから自宅の方へ流れ込んでくるだけのものになります。しかし、太陽光発電の特徴として使用せずに余った電力を電線の方へ逆流させてその電力の分だけ電力会社に買い取ってもらうという点があります。屋内分電盤の逆潮流の役割は、その名の通り余った電力を電線へと逆流させることができる機能であり、この機能がついているからこそ太陽光発電での売電が可能になるのです。

電盤の種類

また、屋内分電盤はいくつかの種類が存在しています。太陽光発電において使用される屋内分電盤は通常の家庭で使用されている分電盤とは少し違っており、太陽光発電専用の分電盤が用いられることがほとんどです。その他にも、オール電化に対応した分電盤も存在しており、1つの分電盤でエコキュートや空調設備の管轄から太陽光発電の管轄までひとまとめに行うことも可能であります。このような分電盤を使用すれば、分電盤のスペースをそれほど取らずに済むことにもなるでしょう。

このように屋内分電盤は通常の電力をはじめ、太陽光発電において生産された電力の分配やコントロールを適切に行ってくれる存在です。通常のブレーカーが電力のコントロールを行う上で中枢的な役割を果たしていることからもわかるように、太陽光発電を行う家庭においては電力供給の電力会社と太陽光発電の二つ存在していることや売電を行うという特性上、この分電盤はとても重要なポジションになりますから、その住居の設備に合わせて適切な屋内分電盤を設置するように意識しておいて下さい。

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