太陽光発電は投資としてウマいか

太陽光発電を「投資」という目線から検証してみると・・

一度導入してしまえば、その機器が故障しない限り一切追加費用のかかることが無い電力生産方法である太陽光発電。特にその電力の生産過程で消費されるエネルギーは太陽光というどこにでも満ち溢れている自然のエネルギーでありますから、機器の面だけではなくそのランニングコストとしても全く費用がかかることは無いのです。そして、この太陽光発電の効率の良い電力生産の性質に着目して、投資目的でその設備を導入する方も多くおられます。しかし、実際のところ太陽光発電は投資としてウマい話なのでしょうか。

出資に必要な金額

投資として考える上では、自分が出資した額だけ確実にリターンがあるかどうかに着目する必要があります。ではまずどれだけの出資が必要になるかを検討しましょう。家庭における太陽光発電設備を例に挙げれば、一般的に平均とされる規模は総電力出力が4kw程度であると言われていますのでその規模から大体200万円~300万円がその導入における費用としてかかることになります。ただ、この時点で申請することにより国からの補助金、そして各都道府県や市町村などの地方公共団体からの補助金が給付されますので、安くて150万円~250万円程度が最終的な初期費用、つまり投資費用になるのです

一日で生産する電気の金額は?

ではそれだけの投資費用をかけることによって、どれだけのリターンがあるかを考えましょう。それを考える上で、4kwの総出力量を持つ太陽光発電がどれだけの電力を生産するのかが重要になります。太陽光は地球上に万遍なく降り注いでいるものの、太陽光パネルの設置個所や地域的な事情家屋周辺の環境からその発電量は多少左右されてしまいますから個人差はあるものの、平均値として4kwの出力であれば一日で大体20kw程度の電力を生みだすことができるといわれています。再生利用エネルギー固定価格買取制度に定められている10kwh以下の太陽光発電設備における売電単価は1kwあたり38円とされていますから、一日で約760円分の電気を生産していることになります。

初期費用を回収するのにかかる年数

一見して760円という額はとても少ない額に思えてしまうかもしれません。しかし、これを一ヶ月の30日で乗ずれば2万2800円一年の365日で乗ずればなんと約28万円もの金額になるのです。この額はとても大きいでしょう。さて、初期費用を仮に250万円とした場合、年間28万円の利益があるとすれば約9年でその初期費用を回収することが可能です。そして初期費用を回収した後は、全て純利益になります。

一般的に太陽光発電の寿命や交換の目安とされているのが20年と言われていますから、こから初期費用回収の9年を差し引いたとして11年は純粋に売電によって利益を得ることが可能です。その額は、単純計算しても約300万円という破格の数字になります。このように、太陽光発電はたとえ家庭用の規模であったとしても投資としてはかなりウマい話と言えるでしょう。

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