企業も続々とメガソーラー導入を開始。個人宅との売電の差はどこにある?

この際、話題の「メガソーラー」についても勉強しましょう

今、自然のエネルギーが見直されています。従来のような火力発電を中心とした発電設備だけでは、CO2の排出が大量になってしまうことに加えてその資材となる化石燃料も枯渇してしまう可能性が濃厚になってきました。そして、そのような火力発電に代わる次世代の発電方法であると太鼓判を押されていた原子力発電についても、放射能もれのリスクなどかなりの危険性があることがわかりました。このような背景もあり、日本だけではなく世界レベルにおいて、リスクやコストの少ない自然のエネルギーを用いた発電方法のフォーカスが当てられるようになりました。その中でも、最も注目を浴びているのが太陽光発電になります。一般家庭で太陽光発電設備を導入している家屋を見かけたりすることもあると思いますが、今やこの太陽光発電は一般家庭のこじんまりとした設備ではなく、数々の企業が参入する一大エネルギー商戦である状況になっていると言っても過言ではありません。各種大手企業は今、続々とメガソーラーの導入を開始しているのです。では、この企業が参入しているメガソーラー事業と個人宅との売電の差はどこにあるのでしょうか。

買取制度による差

まず電気買取の制度の点において、ソーラーパネルの総出力量が10kw以上であるかそれ未満であるかが大きな分かれ目になります。その基準によって何が変わってくるのかと言えば、そこで発電される電力の全てを買い取ってくれるかどうかという点です。メガソーラーはそのメガという名前の通り、1000kw以上の出力量を持つ太陽光発電設備でありますから、この10kw以上という条件など余裕で越えている存在になります。その点、家庭の太陽光発電は大体4kw~5kwというのが相場でありますから、ほとんどがこの基準を満たしていません。基準を満たさない場合は、家屋で発電された電気は、一度その家屋で使用されている家電で使われ、余った分の電力だけが売られるという余剰電力買取という枠組みで買取が行われます。メガソーラーは発電された電力が全て買い取られる枠組でありますから、そこで生産される電気は余すところなく全て電力会社が買い取ってくれるようになるのです。このように個人宅とメガソーラーの売電の差は、そこで生産される電気の買取制度でも大きく変わってくることが分かります。

初期費用の差

そしてもう一つ、個人宅とメガソーラーの差があるとすれば、それは初期費用についての点です。太陽光発電の設備というのは一般家庭でも200万円以上は費用がかかってしまう大がかりなものです。その設備をメガソーラーほど用意しようとすれば、その設備費用だけでもばかにならないほどの費用がかかりますし、ソーラーパネルを設置する敷地も用意しなければなりません。メガソーラーは大手企業など初期費用を費やす経済力を持っているところが多く参入しているので、個人宅と比較しても根本的な資本の部分で大きな差があるのです。

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