多結晶とは

多結晶は世界中で愛されている太陽光パネルです

低価格が魅力の、エネルギー収支比が大きい人気上昇中のソーラーパネル。

太陽光発電におけるシリコン系パネルの一種であるのが多結晶パネルです。シリコン系パネルは単結晶パネルと多結晶パネルがスタンダードな太陽光パネルとして取り扱われていることから、多結晶パネルも日本国内だけにとどまらず世界各国において多く使用されている太陽光パネルの一つであります。さて、この多結晶パネルは一体どのようなパネルであるのでしょうか。

多結晶パネルは単結晶パネルまでは及びませんがかなりの電気変換効率を持っています。その電気変換効率は太陽光パネルの生産メーカーによっても変わってきますが、最大のもので16%程度であります。薄膜シリコン系のパネルが最大で10%であるのと比較しても、高い電気変換効率であることが分かると思います。多結晶パネルはそれだけの効能を持つことから近年とても人気が出てきており、日本における流通もかなり多くなってきています。

流通増加の理由

さて、この多結晶パネルがこれだけ流通が増えてきたことにはいくつかの理由があります。それは先ほどの電気変換効率の点に加えて生産コストが単結晶パネルに比べて安いということなどです。単結晶パネルは極めて小さいシリコン結晶から生産することから、電気変換効率は良いものの生産コストがかなり高くなってしまいます。しかし、多結晶パネルにおいてはそこで使用するシリコンは様々なものであり、場合によっては廃材として出たシリコンなども包括して使用することから原料の面でコストをおさえることができます。しかし、たとえ多結晶パネルであったとしても生産コストにおいてはアモルファス系パネルのような薄膜パネルには及びません。それでも薄膜パネルよりも多結晶パネルが市場で重要な地位を占めているのは、エネルギー収支比についての点です。

効率

太陽光発電において大切なのは初期費用をいかに抑えるかでもありますが、もう1つ大切なことがあります。それはどれだけ効率よく電気を生産し、自家家電に使用したり電力会社に売買するなどして利益を得て設備費用を回収するかという点であります。単結晶パネルであれば効率よく電気を生産することは可能ですが、初期費用が高いこともありどれだけ多くの電気を生産したとしてもその初期費用にかかっただけの電気料金を浮かすまでには時間がかかります。反面、薄膜パネルであれば初期費用はかなりおさえられるものの、電気生産効率が低いこともありやはり効率よく初期費用回収に時間がかかるのです。特に薄膜パネルであれば紫外線に弱いという特徴を持ちますから、故障のリスクも考えられます。その両者の中間に位置するのが多結晶パネルであり、単結晶パネルよりも安価で薄膜パネルよりも高い電気生産力を持つ効率の良い存在であるのです。このように多結晶パネルはエネルギー収支比がその他の太陽光パネルに比べて大きく、今現在の市場において流通が多くなりとても好まれて使用されている太陽光パネルであるのです。

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