売電単価ってどうやって決まるの?

太陽光発電の売電単価は国が決定しています。ということは・・

 太陽光発電の普及と初期費用の面から決められているようです。

通常、電力と言うものは電力会社が発電して各自宅に送電されているものを使用することによって電力を購入したと見なされ、月々その使用した分だけの電気代を管轄の電力会社に支払っているものです。しかし、太陽光発電設備を自宅に導入されている家庭においては少し違っていて、自宅で発電した電気を逆に電力会社に買い取ってもらうことができます。一見するとこの仕組みはとても不思議なように思いますが、電力を自家宅で生産することができる太陽光発電であるからこそ可能なシステムであるのです。

生産された電力を売る

さて、そのように自宅の太陽光発電で生産された電力は電力会社に買い取ってもらうことができます。この電気を売ることは売電と呼ばれており、私たちが常日頃から電力を使用している際にも電力の単価が決まっているように、太陽光発電で生産した電力を売る際にもその電力には一定の単価が決まっています。では、その売電単価というのはどうやって決まっているのでしょうか。

電気料金

まず通常の電力会社の電気料金を例に挙げてみましょう。電力会社の発電している電気を使用した場合、月々電力会社からどれだけの電気を使用したか、そしてその使用しただけの電力が何円になるかという請求書のようなものが届くのはご存知ですよね。それを参考にしてみると、一般家庭の電気料金はその電力会社にもよりますが1kwあたり大体14円から30円ほどになります。日常生活において一世帯の家庭が一日に使う電気量は大体10kw程度と言われていますから、1kw単価が14円であるとすれば一日の電気料金は大体140円程度になります。では、太陽光発電の売電単価も電力会社が生産している電力と同じ単価で売られているものなのでしょうか。

再生利用エネルギー固定買取制度

実は太陽光発電で生産された電力の単価は、私たちが電力会社から電気を買う際の単価とはかなり違ってきます。なぜなら、太陽光発電において生産された電力は再生利用エネルギー固定買取制度という決まりの下で、高い単価を支払うように定められているからです。直近の太陽光売電単価は一般家庭での太陽光発電設備においては1kwあたり38円と、電力会社が生産している電力の約倍の価格が設定されています。これだけの売電単価が定められるのは、まず太陽光発電を国民に積極的に導入して欲しいという国の意向が絡んでいます。近年の化石燃料の枯渇や原子力発電の危険性などを考慮すれば、太陽光発電のようなクリーンな発電設備の普及はある意味で急務であると言えるからです。また、売電単価を決めるもう一つの基準となるのは太陽光発電設備の初期費用です。以前、売電単価は1kw42円というかなり高い値段で買取られていた時もありましたが、近年はソーラーパネルの値段が下がったことなど初期費用が軽減したことからその売電単価も引き下げられています。このように、売電単価は国の制度的側面によって決められている要素が強いと言えるでしょう。

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