いかに電気を余らせるかがカギとなる~余剰電力の買取り~

”余った分だけ”売れるのが売電制度の基本です

多くの電力を買い取ってもらうためには、電気を余らせる工夫が必要です。

再生可能エネルギー固定価格買取制度によって買い取られる太陽光発電の電力は、その敷地に設置されている発電設備の総電力量によって買取の区分が変わってきます。その区分の境界線となっているのが、総電力が10kwという数値です。総電力が10kw以上の太陽光発電設備であれば、大口の発電設備と見なしてもらえますから、そこで生産される電力の全てを電力会社に買い取ってもらうことができます。10kw以上の設備の場合、売電単価は1kw37.8円と少々減りますが、全ての電気を売れるという点から見ればこれくらいの減額は大したものではないと思います。それに、固定価格買取の保証期間も20年とかなり長期でありますから、電力を高い金額で長期間買い取ってもらうことができるというとてもメリットのある待遇になります。

余剰電力

しかし、一般家庭における太陽光発電設備の規模は平均的に総出力量が4kw~5kwの設備ですから、先ほどのような大口の発電設備には到底カウントされません。一般家庭のような総出力が10kw未満の設備の場合は、10kw以上の場合とは少し違ってきて、そこで生産される電力は家電にまず使用され、そして使用されなかった分の電力だけが電力会社に買取という形になります。これを余剰電力の買取と言います。10kw未満の設備であれば、その売電単価は38円となり10kw以上の設備より高く買い取られますので、この価格は通常の電気料金1kw14円の倍額にあたりますから、太陽光発電で生産される電力は家電に使用するよりも電力会社に買い取ってもらう方がお得であるということが理解できるのではないでしょうか。

電気を多く買い取ってもらうには?

一般家庭において自宅の太陽光発電設備で生産した電気を電力会社に多く買い取ってもらうほど、電気料金としてはお得になっていることになります。では、どのようにすればその電気を多く電力会社に買い取ってもらうことができるのでしょうか。それについては、いかに電気を余らせるかがカギとなるのです。なぜならば家庭における電力は余剰電力買取という制度によって使用されなかった分だけが電力会社に買い取られることは先ほど記述した通りです。それゆえに、一般家庭では太陽光発電を行っている間の日中はできるだけ家電などを使わないようにしてその電気を余らせるほどに、多くの電気が電力会社に買い取られることになります。太陽光発電は、基本的に蓄電機能を持たないことから、その時に生産される電力はその時に使わなければならないものです。ですから、たとえ同じ一日の内であったとしても、発電がおこなわれている日中に電気を使用するのと、発電が行われていない夜間に電気を使用するのでは全く状況が違ってきます。それゆえに、できるだけ日中、ソーラーパネルに太陽光がガンガン当たってどんどん発電がされている時ほど、家電をできるだけ使用しないようにして、電気を余らせることが大切になるのです。

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